「ひなたフェス2024」の開催に向けて対策本部を立ち上げました。
初の挑戦となる「ひなたフェス2024」を成功させるために、この場から多くの情報を発信していきます。
お困りのこと、わからないことをともに解決しながら、おひさま全員で最高のフェスを作っていきましょう。

ご意見・ご感想

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ひなたフェス2024が終わりました。地元宮崎の方々のご尽力、全国から集まってくれたおひさま一人ひとりの思いと行動に感謝するばかりです。総来場者数40,000人。今あらためて、次なる課題解決に向けての声をお寄せください。ひなたフェスを支え、楽しみ、日向坂46の夢を叶えてくださったすべてのみなさん、本当にありがとうございました

公開日:2024.09.09
ひなたフェス2024が終わりました。
各日20,000人、総来場者数40,000人。これだけの方がこの宮崎県総合運動公園に集まってくれました。
まず、全国各地から駆けつけてくれたおひさま、配信でご覧くださったおひさま、宮崎および近郊から集まってくださったみなさま、本当にありがとうございました。
何が起こるかわからない、メンバー、スタッフ一同これまでにない緊張感を抱えながら迎えた2日間でしたが、大きな事故が起こることはなく、無事にやり切ることができました。
大切な思い出にしてもらいたいという一心で、撮影を可能にして決行したスペシャルパレードにおいても混乱が起こることはありませんでした。こんなことがあるのかと思いました。みなさんのモラルはすごいと思いました。

今回のひなたフェスは、日向坂46にとっても、我々運営スタッフにとってもまったく初めての挑戦でした。
宮崎県総合運動公園という、東京や大阪といった都市圏から離れた大型の公園を使ったフェスであること。その巨大な野外の会場に各日20,000人ものお客さんに集まっていただいたうえでの開催であること。そして、この膨大な数のお客さんは、地元はもちろん、全国各地から集まってくれるということ。
それがゆえに、交通インフラ、宿泊キャパシティ、暑さ・熱中症におけるリスク、携帯電波の確保など、すべての課題が高いハードルとしてつねに存在していました。
地元各所とともに、一つひとつの課題に向き合ってきました。クリアできたものも、そうでなかったものも、結果としてなんとか乗り切れたものもありました。
長い準備期間においては言うまでもなく、本番の2日間を通しても、臨機応変に多くの対応をしていくことになりました。
多くの課題に向き合いながら、我々は、みなさんにその工程のすべてを、できる限り詳しく、隠さずにお伝えしていこうと決めました。
我々にとっても初めてだったひなたフェスは、みなさんおひさまにとっても初めてのフェスだったからです。関わるすべての人にとって初めてのことなのであれば、このフェスが向き合うべき課題や困難に、参加してくれるすべての方に一緒に取り組んでもらえないだろうかと考えたからです。
日向坂46を支え、愛してきてくださったみなさまであれば、変化し、成長することで理想に近づくことができる「フェス」という挑戦を成功させるというミッションに一緒に取り組んでもらえるのではないかと考えたからです。
開催までの期間をこれほどつまびらかに開示しながら進んできたイベントは、きっとそんなに存在していないのではないでしょうか。

本番の2日間を無事に終えることができた今、すべてを伝えながら進んでいこうと決めたこの決断はやはり正しかったんじゃないかと思っています。
「フェスはアーティストの力だけでも、スタッフの尽力だけでも、地元のご協力だけでも成功させることはできないもの」「関わる全員の力で成功を目指すもの」――。
フェスを成功させるための道のスタート地点にあるその理念を信じ、同じように信じてもらうこと。そのために、今ひなたフェスがいかなる困難に向き合っているのか、そのすべてをお伝えしながら、この挑戦に取り組んでいくこと。
おひさま一人ひとりはモラル高く、思いやりを持って、すべての人の自由を守りながら、ひなたフェスを見事に成立させてくれました。
本当に頼もしかったです。
本番前にも、本番中にもたくさんのお願いをさせていただきました。
みなさんはそのたびに、SNSなどでの呼びかけも含め、一人ひとりが「運営の声を聞こう」という意識の共有をしてくれました。「全員で成功させよう」という当初からの目標を一緒に叶えようとしてくれている。そう思わせてもらえることがとても嬉しかったです。
このひなたフェス2024が無事に、すべてのおひさまにとって何より楽しかった稀有な時間として成立していたとするなら、そしてそれがひなたフェスの成功なのだとしたら、それはすべて、ずっと支えてくれた一人ひとりのおひさまのおかげです。
あらためて、感謝しています。

2日間の本番中、会場を何度も歩き回りました。待機列が長くなってしまう時間帯もありました。携帯電波の確保が十分でなく、ライブの入場に時間がかかってしまう場面もありました。それらもすべて、みなさんの高いモラル、落ち着いた行動によって、大きな騒動や事故につながることはありませんでした。
運営側としては、文字通り、助けていただいたという思いでいっぱいです。
スペシャルパレードが終わった瞬間、2日間ともに大きな拍手が湧き起こりました。
メンバーに対してではありません。
炎天下の二日間にわたって見事な、素晴らしい演奏を聞かせてくれた宮崎学園吹奏楽部のみなさんに対する拍手でした。
吹奏楽部の演奏がやんだ瞬間、どこからか自然に大きな拍手が沸き起こり、広がっていきました。感動的な光景でした。ひなたフェスが目指した夢のひとつは間違いなくこの瞬間のことだったと思います。

もちろん、たくさんの反省点と改善すべき箇所が見つかりました。
先ほど挙げた携帯電波、待機列、そして規制退場からの退園オペレーション。限られた時間と資源のなかで、できる限りの調整をさせていただきました。
それでも、相当なストレスをかけてしまったことを強く認識しています。
このあまりに大きな学びを大切に、今後のフェス、イベントをさらに快適に、誰しもに楽しんでもらえるものにするべく、ここから活かしていきたいと思います。
たとえば、「公園内ではこんなことが起こっていた」「退園後、ハブとなる駅からこうして帰宅した」といったお話を、今あらためてひなたフェス対策本部に寄せていただけませんでしょうか。
ひなたフェスはこれまでも、みなさんからのご要望やご意見を参考にしながら、優先順位を整理しながら、課題に取り組んできました。そのコミュニケーションをもうしばらく続けさせてください。みなさんからの率直な体験談、リアルな声をお待ちしています。ぜひお願いいたします。

ひなたフェス2024。この夢のような2日間は一旦終わりました。
ですが、日向坂46とおひさまの物語、そして日向坂46と宮崎との物語は、ここからまた新たなつながりのもとで続いていきます。
その物語において、全員でひとつの大きな挑戦に向き合い、お互いの自由を思いやること自体を楽しむことでやり遂げたこの体験を、何より強い絆として残していくことができればとても嬉しいです。みなさん、これからもよろしくお願いいたします。

企画当初から、ひなたフェスの実現のために、懸命な奔走を続けてくださった宮崎の各社、惜しみないおもてなしを注ぎ続けてくださった宮崎のみなさまに、心からの感謝を申し上げます。
何より、全国から駆けつけてくださった40,000人ものおひさま、配信で楽しみ、見守ってくださったおひさま、本当にありがとうございました。
みなさんのおかげで、日向坂46は大きな夢をまたひとつ、叶えることができました。

最後に、この一ヶ月、宮崎は、日向灘を震源とする地震、台風10号という不測の天災を乗り越えてきました。
その一ヶ月をともに歩んできたフェスとして、同志として、宮崎のみなさまに少しでも貢献したく、ひなたフェス2024の収益の一部を寄付させていただくことをここにご報告させていただきます。

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